在校生の声
仕事と勉強を両立させながら、看護師国家試験合格の夢に向かって毎日頑張っている在校生を紹介します。
子育て、家事と病院勤務を両立しながらの学習。
家族にも協力してもらっています。
- ■通信学習の印象は、入学前と変わりましたか?
- 入学前は、1人で勉強する孤独なイメージでしたが、実際は登校日や学習相談会などもあり、久しぶりに学校で授業を受けることは楽しく、おもしろい内容のものもありました。
- ■学習を続けるうえで工夫されていることは?
- 小学生と幼稚園児の子育てと、病院勤務を両立していますが、学習は仕事が休みの日や、子供たちが学校、幼稚園に行っている間に行っています。仕事の休憩中にも教科書を読むなど、隙間の時間も活用しています。また、単位認定試験前に集中して勉強したい時は、祖母の家に子供を預けるなど、まわりの家族にも協力してもらっています。
- ■准看護師から看護師を目指す方へメッセージ
- 通信制といっても1人で勉強するのではなく、先生に質問や相談をすることもできます。大人になってからの学生生活も楽しいですよ。

- 黒田 嘉美さん(30代)
- 2019年度入学
- 大阪府在住
- 病院勤務
わからない箇所は先生に質問。
また、学習相談会も活用しています。
- ■学習を続けるうえで工夫されていることは?
- 仕事のある日は夕方に、仕事のない日は午前・午後ともに学習時間をつくり、毎日少しでも続けることで学習の習慣化を心がけています。また、行き詰まった時は学校に電話をして担当の先生に聞くようにしています。先生方からは「わからない時はいつでも聞いてくださいね」とあたたかい言葉をもらい、心強く感じました。
- ■学習の中で印象に残っていることは何ですか?
- 対面授業で先生の体験談を聞くことができ、まず「根拠」が必要であると再認識できました。苦手だった解剖も「根拠」につながるものなので、克服しようと参考書などを利用して努力しています。
- ■准看護師から看護師を目指す方へメッセージ
- 学校では環境の違う友人ができ、学習生活の心の支えになります。入学を考えているなら、ぜひチャレンジしてほしいと思います。

- 小島 弥生さん(40代)
- 2019年度入学
- 大阪府在住
- 看護師派遣会社勤務
卒業生の声
2年間の努力の甲斐あって、国家試験に見事合格!「看護師」として新たな一歩を踏み出した卒業生を紹介します。
病院勤務
- 巽 かおるさん(50代)
- 2019年度卒業
- 大阪府在住

あっと言う間の2年間です。自分自
身と、より良い看護のために頑張っ
てください!
【私の通信学習エピソード】
- 提出期限を勘違い。
先生からの連絡で難を逃れました。
- 期限が迫るレポートを出せていなかった時に、先生から電話があり慌てて提出。先生が学生たちの状況を把握されていたので、留年せずに済みました。「家事をしなくていいから勉強に専念して」と家族が協力してくれたことも助かりました。
- 覚えておきたい箇所をノートに書き写し、
自分用の参考書に。
- 看護師国家試験対策として教科ごとに過去問題をバインダーに綴じ、間違えた問題など大事な箇所はノートに書き写して覚えました。また、学校の国家試験対策講座では、勉強方法のヒントや覚え方のアドバイスなどをもらえたのでとても参考になりました。
- 卒業後に転職。
新たな環境で看護師として頑張っています。
- 看護師資格を取得したことで、これまで勉強してきたという安心感も生まれ、精神面も強くなれたと思います。卒業後に産婦人科病院に転職しました。今後も向上心を持って日々学びながら、お母さんのサポートをしていきたいです。
病院勤務
- 阪本 秀樹さん(30代)
- 2019年度卒業
- 大阪府在住

レポート作成に不安があっても、
先生の添削コメントを読んで続ける
うちに、書けるようになります。
【私の通信学習エピソード】
- 勉強時間の確保など、
家族や友人の協力で乗り切りました。
- 当時子供が生まれたばかりで、学習する時間をとるのが大変でしたが、妻の協力で乗り越えました。特に紙上事例演習が難しかったですが、友人からアドバイスをもらうなど助けてもらい課題を仕上げることができました。
- 過去問題を解き尽くし、
解説をしっかり読んで理解。
- 私の場合「毎日○時間」と進めるのが苦手なので、「やる時はやる!」と学習日を決め、集中して取り組むようにしました。看護師国家試験の勉強も直前の1月頃までなかなかできなかったのですが、休日に1日10時間ほど集中して行い、無事合格できました。
- 看護師資格を取得し、
さらにチャレンジしたいことが増えました。
- 2年間学んで知識が増えたことで自信がつき、一歩踏み込んだアセスメントができるようになりました。仕事へのモチベーションも上がり、今後は認定看護師や専門看護師にも挑戦したいと思っています。
卒業生の合格STORY
仕事・家事・学習を両立し、国家試験に合格した卒業生に、学習の進め方について聞きました。

学習・仕事・家事の両立は忙しかったですが、
一念発起して良かった!
岸和田 由加理さん
- 30代
- 大阪府在住
- 2018年3月卒業
- 2018年看護師国家試験 合格
看護師国家試験 合格
- 勤務先(在学時から同じ)
病院(一般病棟)
- 同居している家族構成
夫、長男(3歳)、次男(1歳)
これからも仕事を続ける上で、看護師として自信を持ちたかったので、本校へ。当初は自宅学習を続けられるか不安でしたが、先生のサポートや登校日にできた友人たちと励ましあいながら乗り切ることができました。次は、助産師や認定看護師を目指したいという新たな目標もでき、今後も勉強を続けていきたいと思います。入学を考えている方は、今がその時。ぜひチャレンジしてほしいです。

- 1友人をつくる。
- 登校日には、同級生たちと話して友人をつくってみてください。情報交換や相談、励ましあいながら学習を続けることができます。
- 2しっかりスケジュール管理。
- レポートや紙上事例演習は、計画を立てて進めましょう。2年次の夏頃から実習や登校日が増えるので、それまでに終わらせるとベスト!
- 3困った時は先生へ。
- 私の場合、紙上事例演習が難しく、書き方がわからなかった際には、電話で先生に質問して進めました。疑問は先生に相談して解決!
- 4諦めない!
- 看護師になる!という気持ちを持ち続けましょう。限られた人生の中の2年間。合格後には可能性が広がっているので、頑張りましょう!
- 5自分に合う時間の使い方を。
- 学習がはかどる時間帯に進めるなど、自分に合う学習スタイルを見つけて。時には学習を休む日を設けて、リフレッシュすることも大事。
目標を持って、スケジュールを管理しながら学習を進めて、2年間充実した学生生活ができました。
【合格までの2年間】
2年間の学習過程において、注意するポイントや出来事などを解説してもらいました。
【主な1日のタイムスケジュール】
私の場合、夜は疲れて勉強がはかどらないので早めに就寝し、早朝に学習時間をとりました。夜に学習する人や、休日に集中して学習する人など、様々ですので、自分に合う学習スタイルを見つけることが大切です。

【1週間のタイムスケジュール】
自宅での学習が主体の時期と、施設での実習が多い時期の1週間をご紹介します。

日曜日は、勉強しない休息日にしました。
仕事・家事の後は睡眠をとり、早朝に学習をするようにしました。また、日曜日は家族とゆっくり過ごすなど、リフレッシュする日にしました。

実習で忙しい時期は、体調管理に気をつけて。
自分や家族の体調管理に気を配りました。家族に家事を手伝ってもらったり、職場の協力もあり、忙しくも乗り切ることができました。